ハルデックス、独工場を閉鎖

スウェーデンの自動車部品メーカー、ハルデックスは22日、欧州における電気制御ブレーキシステム(EBS)とエアサスペンションの生産をハンガリー工場に集約すると発表した。同措置に伴い、ドイツのハイデルベルク工場を閉鎖する。

ハルデックスは、欧州地域で目標とする利益水準を確保できていない状況にある中、ドイツのコスト水準や同国で景気後退が予測されていることに考慮した結果、ハンガリーのゼンツェルリンクスカタ工場への生産移管を決めた。

ハイデルベルク工場の閉鎖により、従業員100人が影響を受ける。うち、17人は、地域・グローバル業務を担当しているためハルデックスに残る。

ハルデックスは、年内に労働組合との交渉を終え、2020年上半期に生産移管を完了する見通しを示している。

上部へスクロール