独ノルマ、通期業績予想を下方修正

ホースクランプ(ホースバンド)やケーブルタイ(結束バンド)を製造する独ノルマ・グループは、2019年通期の業績予想を「前年並み」としていたこれまでの予想を「2~4%減」へと下方修正した。独業界紙『オートモビルボッヘ』(電子版、10月17日付)が報じた。自動車販売市場の停滞や貿易摩擦に加え、9月から続く米国の自動車大手ゼネラルモーターズ(GM)の労働組合によるストライキ長期化の影響を受けたことが理由。今回の下方修正は今年に入って2回目となる。なお、第3四半期(7~9月)の売上高は、為替変動の影響を受け前年同期比2.2%増の2億7,400万ユーロを確保したが、為替変動の影響を除くと同0.1%の減収だった。営業利益率(Ebita、調整済み)は同14.1%(前期16%)にとどまった。通期の営業利益率で13%以上を見込んでいる。

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