カナダ・オーストリア系自動車部品大手のマグナ・インターナショナルは10月30日、独自動車大手のBMWグループからトランスミッションの大型受注を獲得したと発表した。マグナにとってトランスミッションでは過去最大規模の受注となる。ただ、具体的な契約金額等は公表していない。
マグナによると、複数年の契約で、ハイブリッド用トランスミッションも含むすべての前輪駆動デュアルクラッチトランスミッションが含まれている。また、170を超える車両アプリケーションに採用される予定という。
マグナのハイブリッド用トランスミッションには、コンパクトな48ボルト電気モーターがトランスミッションのケース内に組み込まれている。今回受注したトランスミッションは、ドイツのノイエンシュタイン工場とスロバキアのケフネッツ(Kechnec)工場で生産する。