ABB、中国チャージドットに過半数出資

スイス電機大手のABBは10月28日、中国の充電設備メーカー、上海チャージドット新能源科技(Shanghai

Chargedot

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Energy

Technology、以下、チャージドット)の資本の67%を取得すると発表した。手続きは今後数カ月以内に完了する見通し。ABBは3年以内にさらに出資比率を引き上げることができる。

チャージトッドは2009年の設立で、上海に本社を置く。交流(AC)および直流(DC)の充電ステーションやソフトウエアプラットフォームを電気自動車メーカー、充電網の運営会社、不動産開発会社などに供給している。従業員数は約185人。上海汽車(SAIC)の子会社である上海上汽安悦充電科技(Shanghai

SAIC

Anyo

Charging

Technology)もジャージドットに出資している。

ABBはチャージドットへの出資により、中国の主要な電気自動車メーカーとの関係を強化する。また、中国市場のニーズに適した充電設備(ハードウエアおよびソフトウエア)をABBのポートフォリオに加えることができる。

ABBによると、産業用ロボットやロボット・ソフトウエアを提供するABBロボティクスは、中国の電気自動車メーカーに組み立てライン用のロボットやソフトウエアを供給している。

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