独リチウムイオン電池システムメーカーのAKASOL
は11月1日、2019年通期の売上高の予想を当初の「6,000万ユーロ」から、「4,300万ユーロ~4,600万ユーロ」に下方修正した。営業利益は数百万ユーロ台の前半にとどまると見込んでいる。下方修正した背景には、電動バス向けの電池システムの納入が来期にずれ込んだことや、大手顧客の車両販売が当初予想を下回っているため受注量が減っていることなどがある。
AKASOLは、バスや鉄道、大型トラック、船舶向けのリチウムイオン電池システムを生産しており、ダイムラーやボルボなどを顧客に抱えている。前年の売上高は2,100万ユーロだった。