英JLRのベンチャーキャピタル、自動運転OS開発の米Apex.AIに出資

英高級車メーカーのジャガー・ランドローバー(JLR)は5日、子会社のベンチャーキャピタル「インモーション・ベンチャーズ」を通じ、自動運転技術用ソフトウエア開発の米Apex.AIに出資すると発表した。信頼性の高い自動運転用ソフトを手掛ける同社への投資により、ゼロエミッションや事故ゼロを目指すコンセプト「デスティネーション・ゼロ」の実現を目指していく。

Apex.AIは2020年初頭に、主力製品である自動運転用OS「Apex.OS」を市場投入する予定。同OSはロボット運用ソフトの「ロボット・オペレーティング・システム」(ROS)を実際の乗り物向けに改良したもので、車や飛行機の自動運転が安全かつ確実に行われるよう設計されている。

Apex.AIにはすでに、スウェーデンのボルボ・グループや独ヘラーのベンチャーキャピタル子会社も資本参加している。

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