独自動車部品大手のコンチネンタルは5日、物流企業などのフリート管理向けにデジタルタコグラフのデータ読み取り機「VDO
SmartTerminal」を発売したと発表した。従来製品のDLT
Proに代わるもので、他の機器と接続しなくても独立して機能するスタンドアローン型となっている。コンチネンタルのスマートタコグラフ「DTCO2」に対応しており、第1世代および第2世代のメモリーカードが使用できる。
読み取り機は7インチの大型タッチディスプレイを備えており操作性に優れる。メモリーカードを挿入すると自動的にデータのダウンロードを開始するほか、手動での操作も可能。無線LANにより端末からフリート管理のメインコンピューターへのデータ転送も容易にできる。持ち運びしやすいコンパクトな設計で、壁にも掛けられるため、オフィスや自宅など場所を選ばずにフリートの運行状況を把握できる。29の言語に対応している。