欧州二輪車工業会(ACEM)によると、欧州連合(EU)における2018年のオートバイ(エンジン気筒容量50cc超の二輪および三輪車、電動車も含む)の新車登録台数(内燃エンジン車
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電動車)は100万4,063台となり、前年に比べ9.9%増加した。EU内で登録台数が最も多かった国は、イタリア(21万9,649台)で、フランス(17万7,460台)、スペイン(15万9,946台)が続いた。
モペッド市場(気筒容量50cc以下)は、前年比31.5%減の27万3,645台と低迷した。国別では、フランス(7万2,940台)、オランダ(5万8,969台)、ドイツ(2万5,634台)、ベルギー(2万1,391台)、イタリア(2万1,326台)が上位を占めている。
電動車の登録台数は、オートバイが7,478台となり、前年に比べ81.5%増加した。ただ、全体に占める割合は0.75%とまだ小規模にとどまっている。モペッドも前年比46.9%増の3万9,701台に伸びた。クワドリシクル(小型4輪自動車)は、前年比2.4%減の3,163台にとどまった。