独エダック、機能安全とサイバーセキュリティの技術センターを開設へ

独自動車開発・設計会社のエダック(EDAG)は1月21日、バーデン・ヴュルテンベルク州のヴァインハイムに機能安全(functional

safety)とサイバーセキュリティの技術センターを開設すると発表した。車両のデジタル化とネットワーク化が急速に進み、各種機能の安全性確保やサイバーセキュリティへの対応技術の需要が高まっていることが背景にある。新センターでは、機能安全とサイバーセキュリティ技術に関するノウハウを集約し、自動車メーカーやサプライヤーに総合的なサービスを提供するとともに、自社の自動車関連技術の開発事業に活かしていく。今年末までに50人強の開発体制とする予定。

エダックは1969年の設立で、自動車や製造設備の開発・設計、生産プロセス改善などのエンジニアリングサービスを提供する。世界60カ所に拠点を持ち、従業員数は約8,600人。2018年の売上高は7億9,200万ユーロだった。

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