オペルのSUV「グランドランドX」PHVモデル、4走行モードを設定

仏自動車大手PSAの独子会社オペルは5日、SUV「グランドランドX」の4WD・プラグインハイブリッド(PHV)モデル「グランドランドXハイブリッド4」に、4つの走行モードを設定していると発表した。最高速度135km/hで走行できる「電気駆動」、燃費を最適化できる「ハイブリッド」、静音性に優れた「4輪駆動」、最大パワーを引き出す「スポーツ」の4走行モードがある。

「グランドランドXハイブリッド4」は、1.6リットル4気筒直噴ガソリンターボエンジン(最高出力200PS)と前後車軸に配置した電気モーター2基を組み合わせたパワートレインを搭載。システム総出力で300PSを引き出す。前車軸の電気モーター(出力110hp)は8速ATと、後車軸の電気モーター(出力113hp)は差動装置とインテ―グレートされている。バッテリー容量は13.2kWh(電圧300V)。電気駆動のみで59キロメートル(WLTP)走行できる。走行100km当たりの燃費はWLTPモードで1.3~1.4リットル、走行1km当たりのCO2排出量は29~32グラムとしている。

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