オーストリア統計局によると、同国の2019年通期の新車登録台数は43万6,260台となり、前年に比べ1.8%減少した。
内訳は、乗用車が3.4%減の32万9,363台、トラックが0.2%増の4万8,042台、自動二輪は6.6%増の4万660台だった。
乗用車のうち、ガソリン車は前年に比べ4.0%減少し、市場シェアは53.7%となった。ディーゼル車は前年に比べ9.8%減少し、市場シェアは38.4%に縮小した。
代替燃料車は、市場シェアは8.0%(2万6,346台)と小さいものの、前年比では56.8%増加した。最も多いのはガソリン・ハイブリッド車で、前年比47.8%増の1万2,348台に拡大した。
電気自動車は、前年比36.8%増の9,242台に拡大した。ブランド別では、テスラ(2,966台)が最も多く、以下、現代自(1,258台)、BMW(1,191台)の順となっている。
乗用車のブランド別の登録台数では、フォルクスワーゲン(VW)が市場シェア16.0%で最も多い。以下、シュコダ(市場シェア:8.3%)、セアト(6.0%)、フォード(5.9%)、BMW(5.8%)が続いている。