ドイツの自動車エンジニアリングサービス大手、ベルトラントは17日、2019年10‐12月(19/20年第1四半期)決算の売上高が前年同期比0.4%増の2億6,330万ユーロにとどまったと発表した。一方、営業利益(EBIT)は1,430万ユーロとなり、前年同期の1,830万ユーロを下回った。売上高営業利益率(EBITマージン)は、5.4%だった。減益の要因として、自動車市場の低迷により顧客企業がプロジェクトの中断や延期を余儀なくされていることを挙げている。通期予想については、今後の自動車市場の先行きによるとして明確な見通しは示さなかった。ベルトランドは1974年の設立。欧州、北米、中国などに約50の開発拠点と1万3,477人の従業員を抱えている。