ラインメタル・オートモーティブ、米自動車大手から大型受注

独軍需・自動車部品大手のラインメタルは25日、同社の自動車部門ラインメタル・オートモーティブが契約更新により、総額で約1億4,000万ユーロの受注を獲得したと発表した。子会社のピーアブルク・ポンプ・テクノロジー

USが米国の自動車大手に、乗用車用ガソリンエンジンに使用する2種類のポンプを供給する。両ポンプともメキシコのセラヤ工場で生産する。一つ目のポンプはすでに2019年秋から生産を開始しており、もう一つのポンプは年内に生産を開始する予定。

受注した製品の一つはタンデムポンプで、オイルポンプと真空ポンプを組み合わせたもの。米ミシガン州のオーバーンヒルズにあるピーアブルク・ポンプ・テクノロジー

USも開発に参加した。もう一つの製品は、可変オイルポンプで、温度や回転速度、エンジンの負荷状況に応じて、必要なオイル流量を柔軟に調整することができる。ラインメタルによると、両製品とも最新ガソリンエンジンの燃費向上と有害物質の排出量削減に寄与する利点がある。

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