オランダの新興企業で自転車のサブスクリプション事業(定額サービス)を展開するSwapfietsは21日、ドイツのドレスデンおよび周辺地域でサービスを開始すると発表した。独日刊紙『フランクフルターアルゲマイネ』によると、Swapfietsは現在、オランダ、ベルギー、デンマーク、ドイツで事業を展開しており、ドイツでは年内に新たに7カ所に事業所を開設する計画。
Swapfietsは、1カ月あたり19.50ユーロで自転車を貸し出すサービスを提供している。同社の自転車は、前輪が明るいブルーであることが特徴。「Bicycle
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Service」と呼ばれるサービスで、修理代も含まれている。24時間以内に作業員が現場で修理するか、別の自転車と交換してくれる。また、月単位で解約することができる。入会時に15ユーロがかかるが、年間契約では入会金はかからない。
Swapは英語で「交換する」、fietsはオランダ語で「自転車」を意味する。オランダ、ベルギー、ドイツの一部の都市では、電動アシスト自転車のサブスク事業も開始している。