BMW社長、将来、地域によって異なるモデルを提供する可能性も

独自動車大手BMWのオリバー・ツィプセ社長は、3月10~11日にミュンヘン工科大学で開催されたセミナーで、「BMWは将来、地域によって大きく異なるモデルを提供する可能性がある」と言及した。ただ、これは告知ではないとも付け加えている。3月15日付の独日刊紙『フランクフルターアルゲマイネ(日曜版)』が報じた。

同紙によると、BMWはすでに、地域によってソフトウエアを変えている。例えば、中国とフランスでは、異なるデジタルサービスの需要があるためで、BMWはこのような異なる需要に対応するため、独自に地域別のITチームを結成しており、世界でIT専門家7,200人を抱えている。

ツィプセ社長はミュンヘン工科大学のセミナーでこのほか、すべてのBMW従業員がITを使えなければならない、と言及した。これは取締役から生産ラインの従業員まですべてに該当する、と説明している。

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