ドイツの連邦政府と州政府は15日、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策について協議し、4月20日から一部の小売店を対象に営業を認めることで合意した。これにより、自動車ディーラーと自転車販売店も営業を再開できることになった。
4月20日からの営業が認められているのは、販売面積が800平方メートルまでの店舗。ただし、自動車および自転車の販売店と書籍店については販売面積に関係なく営業を再開することができる。
独自動車工業会(VDA)のヒルデガルト・ミューラー会長はdpa通信に対し、今回の発表について、「販売なくして生産はない」と述べ、自動車ディーラーの営業再開に歓迎の意を示している。