乗用車・カラー別(市場シェア) 1/2

ドイツ連邦陸運局(KBA)によると、同国における2019年の乗用車新車登録台数(360万7,258台)のうち、控えめな色(白、グレー、黒)は全体の75.8%、カラフルな色(青、赤、ブラウンなど)は24.2%にとどまった。

2010年以降の推移を見ると、両カテゴリーの割合に大きな変化はないが、色別では、白が2010年の11.5%から2019年は20.6%と約2倍に増えている。これに対し、グレーは2010年の32.6%から2019年は30.3%へと2.3パーセントポイント減少しており、黒も2010年の30.4%から2019年は24.8%へと5.6パーセントポイント減少した。

顧客別では、個人では全体の27.5%、法人では21.1%がカラフルな色を選択しており、個人の方がカラフルな色の車の割合が高い。ただ、セグメント別では、上級中型車が唯一、法人の方が個人よりもカラフルな色の割合が高くなっている。

カラフルな色の市場シェアが高いセグメントは、個人では、ユーティリティーズ(37.7%)、小型車(32.0%)、SUV(30.6%)、法人では、ミニ(29.3%)、スポーツカー(27.5%)、小型車(27.1%)だった。

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