シュコダ自、試験車両・プロトタイプの製造センターを開設

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は14日、シュコダの技術開発部門がチェコのムラダー・ボレスラフに試験車両とプロトタイプを製造する新センターを開設したと発表した。新センターでは将来、年間に試験車両を300台、プロトタイプは120台を製造する計画。

新センターでは、ロボットによる生産の自動化や仮想現実(VR)技術などの最新技術の導入により、製造工程を効率化している。

試験車両では、新モデルの量産化のかなり前から、開発中の技術を初期の段階から試験・調整することができる。例えば、電気・電子部品や運転支援システム、車載コンピューターの相互通信などを試験する。新センターでは、シュコダの純粋な電気自動車「ENYAQ iV」用の試験車両も一部、製造しているという。