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2021/1/29

企業情報 - 自動車メーカー

シュコダ自の自動車生産、20年は前年比17.58%減少

この記事の要約

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は22日、2020年の生産実績を発表した。自動車は、チェコのムラダー・ボレスラフ工場とクヴァシニ工場で75万3,013台を生産した。2019年は約9 […]

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は22日、2020年の生産実績を発表した。自動車は、チェコのムラダー・ボレスラフ工場とクヴァシニ工場で75万3,013台を生産した。2019年は約91万台を生産しており、前年比で17.58%の減少となる。新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、生産を39日間停止したことなどが影響した。

エンジンは41万1,000基、車軸は151万1,000基、高電圧トラクションバッテリーは7万6,000基、変速機は85万3,000基を生産した。

自動車は、チェコのムラダー・ボレスラフ工場で48万台、クヴァシニ工場では27万台を生産した。モデル別では、シュコダ「オクタビア」の生産台数が18万7,000台で最も多かった。

ムラダー・ボレスラフ工場では、シュコダの「ファビア」、「スカーラ」、「オクタビア」、「オクタビア iV」「カミック」、「カロック」に加え、11月末には、純粋な電気自動車のSUVであるシュコダ「EMYAQ(エンヤック)iV」の生産を開始した。

クヴァシニ工場では、シュコダの「スペルブ」、「コディアック」、「カロック」のほか、セアト「アテカ」を生産している。