ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)は4日、同国の2021年1月の新車販売(乗用車・小型商用車)が9万5,213台となり、前年同月に比べ4.2%減少したと発表した。昨年の9~11月の3カ月は販売増加が続いていたが、12月以降は前年同月を僅かに下回っている。
自動車製造業者委員会(AMC)のトーマス・シュテルツェル会長は、「年初は例年、販売規模が小さい。2月と3月は販売が伸び、第1四半期は前年並みの水準になると見込んでいる」との見通しを示した。また、「上位5ブランドは比較的安定している。一部のブランドが大きく伸びている点と、中国ブランドが初めてランキングの上位に位置していることは興味深い」とコメントした。