西アントリンの竹由来生地製品「eBu」、環境製品宣言の認証取得

スペインの自動車内装部品大手グルーポ・アントリンは18日、天然の竹素材を原料とする生地素材「eBu」が、スウェーデン環境管理評議会による環境製品宣言(EPD)の認証を取得したと発表した。同製品は環境ラベル表示に関する国際規格UNE-ENISO 14025に準拠している。

eBuは高品質の竹材料から成分を抽出して製造される100%天然由来の繊維生地。表面の手触りが良く、堅牢性を備える。

竹類は成長が早いうえ、肥料や農薬を必要とせず、他の作物と比べて水が少なく済む特長を持つ。アントリンは竹素材の生地製品で従来の合成生地を代替することで環境配慮を求める顧客の要望に応えていく意向だ。

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