独ヴィテスコ、ハンガリー工場の操業開始

独自動車部品大手コンチネンタルのパワートレイン事業であるヴィテスコ・テクノロジーズ(以下、ヴィテスコ)は2月25日、ハンガリーのデブレツェンに建設した新工場の操業を開始した。新工場への投資は約1億ユーロ。同工場では、電気自動車、プラグインハイブリッド車、ハイブリッド車に搭載する電子部品やトランスミッションセンサーを生産する。

同工場では、例えば、オーバーモールド加工によるトランスミッション制御ユニットを生産する。オーバーモールド加工で成形した部品は、従来製品に比べ、より堅牢かつ軽量であるほか、生産プロセスが簡易化される利点もある。同工場ではこのほか、マイルドハイブリッド用の48ボルトベルトスターター発電機なども生産する。

また、新工場は、米国グリーンビルディング協会による建築環境性能評価システム「LEED」の認証を申請している。認証手続きは2021年3月末までに完了する見通し。

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