英自動車工業会(SMMT)によると、同国における2020年の中古車販売台数(乗用車)は675万2,959台となり、前年に比べ14.9%減少した。新型コロナウイルスの感染拡大による移動・営業制限や消費者・法人の景況感の悪化が影響した。
ただ、代替燃料車の中古車販売は、前年比5.2%増の14万4,225台に拡大し、市場シェアは2.1%となった。電気自動車(BEV)は、前年比29.7%増の1万9,184台(市場シェア:0.3%)、ハイブリッド車(HEV)も前年比4.7%の増加だった。プラグインハイブリッド車(PHEV)は、前年に比べ5.0%の減少だった。
ディーゼル車とガソリン車は、15.5%および15.2%の減少だったものの、合計では依然として全体の約660万台を占めている。
セグメント別ではすべてのカテゴリーが前年を下回った。最も多かったのは、スーパーミニ(小型車)の約220万台で、全体の32.0%を占めた。2番目は、中型車(Lower Medium)の約180万台で、全体の27.0%を占めている。