Chiyoda Corporation

千代田化工建設 は7月30日、オランダのロッテルダム港湾公社(POR)、オランダの倉庫・運送会社クーレターミナル、三菱商事と共同で水素輸入の国際サプライチェーンの構築に関する調査を実施することで合意し、覚書を締結したと発表した。4社が協力して水素の輸入・利用について技術・商務面の評価・検討を進めていく中で、千代田化工建設は主に、水素貯蔵・輸送技術を中心としたエンジニアリングおよび技術面の検討を行う。ロッテルダム港湾公社(POR)は、2020年5月に発表した水素マスタープランの中で、欧州の北西地域でグリーン水素のサプライチェーンを構築し、ロッテルダム港を水素輸入の中核拠点(ハブ)とする計画を明らかにした。具体的には、2050年までに年2,000万トンの水素をロッテルダム港で取り扱うことを目標に掲げており、2025年には10万~20万トン、2030年には30万~40万トンの水素取扱量を目指している。

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