インテルが欧州で半導体増産、2工場を新設

米半導体大手のインテルは7日、欧州での増産に向けて、今後10年間で最大800億ユーロを投資すると発表した。世界的な半導体不足、電気自動車(EV)向け半導体の需要増大に対応するもので、欧州に2工場を新たに開設する計画だ。

同計画はゲルシンガー最高経営責任者(CEO)がミュンヘンで開催中の国際自動車ショーで明らかにしたもので、年内に進出地を発表する予定としている。

インテルは半導体不足が自動車産業で深刻なことから、アイルランドの工場で自動車用半導体の受託生産を開始することも明らかにした。

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