フォルクスワーゲン(VW)・グループ傘下の高級車メーカー、アウディのハンガリー子会社アウディ・フンガリア は7日、電気モーターの累計生産が25万基に達したと発表した。同社は、1994年から内燃エンジンを生産しており、3年前の2018年には電気モーターの生産も開始した。25万基目の電気モーターは出力140kW(190PS)のタイプで、アウディの「eトロン」および「eトロン・スポーツバック」を生産するベルギーのブリュッセル工場に二酸化炭素(CO2)ニュートラルの貨物列車で輸送される。アウディ・フンガリアのジュール工場では現在、次世代電気モーター(VWグループのアウディとポルシェが共同開発したプラットフォーム「PPE」をベースにした電気自動車に搭載する新型電気モーター)の生産に向けた準備も進めている。