ボルボ・カー、航続距離の延伸アプリのSOTA配信を開始

スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーは10月19日、完全電気自動車(EV)「XC40リチャージ」に、航続距離の延伸と最適化をはかる車載アプリ「レンジアシスタント」のベータ版を導入すると発表した。同モデルが搭載するソフトウエアの無線更新機能(SOTA)を使い、10月末までにインストールを完了させる。

ドライバーはインフォテインメントシステムを通じてレンジアシスタントを操作する。同アプリはバッテリーの管理やエネルギー回生機能の改善、バッテリー温度の事前調整などの機能を持つほか、航続距離の延伸につながるよう空調を自動調整する。また、航続可能距離とエネルギー消費量も正確に算出する。

同社によると、正式版においては航続距離の最大化につながるような運転スタイルおよび走行速度をドライバーに推奨する機能が加わる。同アプリは新型EV「C40リチャージ」には生産段階でインストールされる。

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