独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車 は10月29日、車載インフォテイメントシステムを介してオプション機能を追加購入できるオンデマンドサービス「Funktions on Demand」を開始したと発表した。
今回提供されるオプション機能は、ナビゲーションシステムやハイビームアシストなど。購入は、車載インフォテイメントシステムを介してできる。決済後、ソフトウェアをインストールするとすぐにサービスを利用できるという。例えば、インフォテイメントシステム「Bolero」を搭載している「オクタビア」の車両であれば、390ユーロでナビゲーションシステムを購入することが出来る。さらに年間49ユーロを支払うと、地図更新やオンライン交通情報、走行ルートの最適化などのサービス(マップオンデマンド)を利用できる。そのほか、ハイビームアシスト機能(208ユーロ)や車両ドアの照明色の設定(各ドア49ユーロ)などの機能を追加することも可能という。
サービス対象は、今のところ第4代目「オクタビア」モデルのみで、オンラインサービス「シェコダ・コネクト」に登録していることが条件となる。今後、利用できるモデルやオプション機能を拡大していくとしている。