独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW) は11月3日、欧州イノベーション・技術機構(EIT)傘下のEITイノエナジー(本部:アイントホーフェン、オランダ)と戦略提携すると発表した。輸送分野の脱炭素や電動化の加速に寄与する技術や事業モデルの開発や投資活動で協力する。EITイノエナジーは2010年の設立で、エネルギー転換分野で様々な企業に投資している。VWはEITイノエナジーとの協力を通して、エネルギー転換に寄与する技術や事業モデルを持つ様々な分野の企業と交流し、事業拡大を支援することができる。両社は5年以上前から協力関係にあり、例えば、欧州バッテリー同盟(EBA)や、スウェーデンの新興企業であるH2グリーン・スチールやノースボルトへの投資活動などで協力してきた。