スペインの自動車内装部品大手グルーポ・アントリンは2日、同国のガリシア自動車技術センター(CTAG)との共同研究事業「e-SPACE」を成功裏に終了したと発表した。アントリンは同事業を通して得られた知見を、競争力の向上と、自動車産業におけるイノベーション活動などに役立てていく。
同研究事業は車内の様々な要素に関して新機軸の概念を構築する目的で実施された。アントリンによると、電子技術の活用により、次世代のモビリティで想定されるニーズを満たす革新的な機能を内装製品に統合することができた。
e-SPACEはCTAGとガリシア自治州の経済・企業・イノベーション省の資金支援を受けて実施された。