ノキアンタイヤ、需要増加で本社工場の生産増強

フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤは17日、本社工場を3交代制の連続操業とし、生産を強化していると発表した。乗用車用タイヤの需要増加を受けた措置。併せて80人を新たに雇用し、2022年年初からは週7日・5交代制に移行する。

同社のマヌ・サルミ執行役員は「主力市場におけるタイヤ販売がきわめて好調に推移している。本社工場の増員と生産能力の拡大により、将来に渡って主力商品の十分な流通量を確保していく」と述べた。

ノキアの本社工場は8月、週6日・4交代制を導入した。2021年の新規雇用は約120人。