Porsche

独高級スポーツカーメーカーのポルシェ は19日、クロアチアの電動アシスト自転車メーカー、グレイプ・バイクス（Greyp Bikes）の資本の過半数を取得すると発表した。ポルシェは2018年にクロアチアの電気自動車メーカー、マック・アウトモビリに資本参加した際に、傘下のベンチャー・キャピタル（VC）であるポルシェ・ベンチャーズを通して、リマックのグループ会社であるグレイプ・バイクスに約10％を出資している。ポルシェは、グレイプ・バイクスに先ごろ、別の投資家から買収提案があったため、契約で合意していた優先取得権を行使し、出資比率を引き上げた。これにより、グレイプ・バイクスの出資者は、ポルシェのほか、リマックの創業者であるマテ・リマック、グレイプ・バイクスの創業者らのみとなる。なお、ポルシェは独自転車メーカーのロート・ヴィルトと提携し、電動アシスト自転車2モデルを販売しているが、ロート・ヴィルトとの提携関係は今後も継続するとしている。