独商用車大手のダイムラー・トラックは15日、メルセデスベンツ・トラックがスウェーデンの物流テクノロジー企業アインライド(Einride)から大型電気トラック「eアクトロス」を120台受注したと発表した。「eアクトロス300」と「eアクトロス400」を2022年半ばから納入する。
アインライドは、物流向けの電気自動車の自動運転技術を開発している。今回発注した「eアクトロス300」と「eアクトロス400」は、欧州の主要市場で顧客の物流業務に投入する計画。
ダイムラー・トラックは、ドイツ南西部のヴェルト・アム・ライン工場で10月から「eアクトロス」の量産を開始した。「eアクトロス400」では、一回のフル充電による航続距離が最大400キロメートルとなっている。