スウェーデンの安全システム大手オートリブは18日、自動運転技術を開発する米新興企業ニューロ(Nuro)に外装エアバッグを供給すると発表した。ニューロが開発するの第3世代の自動運転無人配送車にフロント部分全体を覆うエアバッグを供給する。このエアバッグは、歩行者や自転車、オートバイなど他の交通参加者を保護する目的がある。
オートリブのミカエル・ブラット社長はニューロとの協力について、「今後数年間で、我々は業界をリードするだけでなく、業界のトレンドをつくることにより、業界のリーダーから、真の業界のトランスフォーマーとなるつもりだ。ニューロの画期的な新モデルの一躍を担うことを誇りに思う。ニューロの自律配送車向けのエアバッグ技術は、脆弱な道路利用者を保護するために設計された新世代の交通安全を示している」とコメントした。