独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW) はこのほど、小型電気自動車(EV)「e-up!」の受注をおよそ1年ぶりに再開したと発表した。同社は、「e-up!」の需要急増で生産が追いつかず、2020年末から新規受注を一時的に停止していた。当該モデルは、最大出力61kW/83PS、搭載するリチウムイオン電池の容量は32.2kWh。フル充電で最大258キロメートル(WLTPモード)走行できる。販売価格は2万6,895ユーロ(19%の付加価値税を含む)からの設定となっている。電動車購入助成制度を利用すると、最大9,570ユーロの補助金を受けることができる。なお、「e-up!」は昨年ドイツ国内で3万800台が販売され、ドイツで2番目に販売台数の多いEVモデルとなっている。