独自動車部品大手のコンチネンタル はこのほど、路面電車用のヘッドアップディスプレーを開発したと発表した。ある路面電車の車両のメーカーの委託を受けて開発したもので、差し当たり今年半ばから欧州で導入される予定。路面電車は、市内の混雑した道路を走行することが多い。近年は、自転車や電動アシストキックボードの利用増加、携帯電話を見ながら歩く人の増加などにより、路面電車の交通事故件数が増えているという。路面電車用のヘッドアップディスプレーは、自動車用ヘッドアップディスプレーの技術を応用して開発した。様々な計器に表示されていた情報をヘッドアップディスプレーに表示することで、運転手が視線を前方に集中することができる。