蘭トムトムの最新ナビシステム、新型「アストラ」に搭載

オランダのデジタル地図サービス大手トムトムは4日、独オペルの新型「アストラ」が同社の最新のナビゲーションシステムを搭載すると発表した。トムトムが提供するサービスは、無線更新機能（SOTA）に対応した地図データ、音声制御が可能なナビゲーション機能、プラグインハイブリッド（PHV）など電動モデル向けの充電スタンドの検索機能のほか、先進運転支援システム（ADAS）向け地図製品「ADASマップ」や、道路の先の状況を予測して情報を伝えるエレクトリック・ホライズン（eホライズン）システム用の最新ソフトウエア「トムトム・バーチャル・ホライズン」が含まれる。

ADASマップとバーチャル・ホライズンは新型「アストラ」の半自動運転システム「インテリドライブ2.0」に統合される。これによりシステムは車載センサーの検知範囲を超えて前方の道路を把握できるようになり、速度の調整や半自動の車線変更が可能となる。

トムトムの各種ナビ機能は「アストラ」のヘッドアップディスプレイを含むデジタルコックピットを通して利用できる。