欧州自動車大手のステランティスは6日、シトロエンの2人乗り小型電気自動車(EV)「アミ(Ami)」に、独自のインフォテインメント・ソリューション「マイ・アミ・プレイ(My Ami Play)」を搭載したと発表した。スマホアプリとブルートゥース技術、後付け式の起動ボタンからなるもので、直感的な操作と安全な利用が特長だ。
「マイ・アミ・プレイ」はシトロエンのサービスアプリ「マイ・シトロエン」を通じて機能するインフォテインメントシステム。ナビ、音楽、ラジオ、電話など、スマートフォンで頻繁に利用する複数の機能を一つの画面にまとめ、タッチまたは音声コマンドで操作する。
「シトロエン・スイッチ」と呼ばれるオレンジ色の起動ボタンはハンドルの左右どちらかに後付け設置できる。ボタンを押すとブルートゥース経由でスマホ内の「マイ・シトロエン」アプリが起動し、「マイ・アミ・プレイ」の画面が表示される仕組みだ。ハンドルに設置することで、ドライバーの注意をそらさずに操作できるようにしている。
同機能は同社が実施したモニターテストによれば、「リラックスし、安心して運転できる」と好評だったという。