英新車登録、9月は4.6%増加・プラグイン車の累計が100万台超に 1/2

英自動車工業会(SMMT)は5日、同国の2022年9月の乗用車新車登録が22万5,269台となり、前年同月に比べ4.6%増加したと発表した。増加は2カ月連続となる。なお、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大(パンデミック)前の2019年9月と比べると34.4%減少だった。1~9月の累計は、前年同期比8.2%減の120万8,368台だった。2019年1~9月と比べると35.1%減少となる。

8月の顧客別の登録台数は、大口顧客が前年同月比12.5%増と大きく伸びた。個人は前年同月を3.6%下回った。

燃料別では、電気自動車(BEV)が前年同月比16.5%増の3万8,116台、プラグインハイブリッド車(PHEV)は前年同月比11.5%減の1万2,281台となり、プラグイン車(BEV、PHEV)の市場シェアは22.4%となった。ハイブリッド車(HEV)は、前年同月比16.5%増の2万9,088台に伸びている。ガソリン車は2.8%減の9万1,679台で、市場シェアは40.7%。ディーゼル車は3.1%減の1万330台となり、市場シェアは4.6%に縮小している。

1~9月の累計では、プラグイン車(BEV、PHEV)の登録台数が24万9,575台となり、市場シェアで20.6%を確保した。プラグイン車はこれまでの累計(2010年1月~2022年9月)が100万2,157台となり、100万台の大台を突破した。うち、全体の約4分の1を今年の登録車が占めている。

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