独レンタカー大手のシクストは4日、中国の自動車・バッテリー大手である比亜迪汽車(BYD)から、今後6年間で電気自動車を約10万台、調達することで合意したと発表した。2022年第4四半期に欧州市場でBYDの電気自動車の導入を開始する計画で、まずは、ドイツ、フランス、オランダ、英国に先行導入する。BYDがシクストに最初に納車するモデルは、CセグメントのSUV「ATTO 3」となる予定。
シクストは、同社の保有車両に占める電動車の割合を大幅に高めていく方針であり、欧州では、さまざまなメーカーの電動車の導入により、2030年までに電動車の割合を70~90%に引き上げる計画としている。
シクストとBYDはさらに、世界の様々な地域で協力の可能性を模索していく方針を示している。