ステランティスのカーシェア子会社、ウーバーの仏事業の電動化で協力

欧州自動車大手のステランティスは9月27日、カーシェア事業子会社フリー2ムーブが米配車サービス大手のウーバーと提携すると発表した。ウーバーのフランス事業における車両の電動化促進で協力する。ウーバーのドライバーはフリー2ムーブを通じ、ステランティスの電気自動車(EV)ラインナップから好みの1台を割安で利用できるようになる。

ウーバーは2025年までにプラットフォーム上で利用可能な車両の半数をEVに置き換える目標を掲げる。フリー2ムーブは提携を通じ、リースや長期レンタル、月極のサブスクリプションなどの選択肢を提供し、ウーバーのドライバーが利用しやすい形でEVを選べるようにする。また、ディーゼル車の下取りサービスも行う。

ステランティスは傘下の複数のブランドから11車種のEVを展開している。特にシトロエンのSUVモデル「eC4X」はEVドライバーの人気が高いという。ウーバーの仏国内車両は現在、ステランティスのモデルが25%を占める。

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