独ヘングスト、パラゴンと車内空気フィルターの開発で戦略提携

自動車・産業用フィルターなどを製造する独ヘングストは5日、独自動車部品・センサーメーカーのパラゴンと車内空気フィルターの開発で戦略提携したと発表した。両社の専門知識を統合し、細かい粉塵、バクテリア、菌類、ウイルスを持続的に車内から除去するキャビンフィルターを開発・量産化する計画。

パラゴンはセンサーや電子機器の分野で30年以上の知見を持つ。ヘングストは、60年以上に渡りフィルター技術を開発してきた。

今回の協力により、安全性に優れ、コンパクトな設計で、長寿命、エネルギー効率に優れた静電キャビンフィルターを開発する計画。ヘングストはろ過(フィルタリング)、パラゴンはイオン化やエレクトロニクスというそれぞれの得意分野に注力できるため、開発がスピード化し、相乗効果も生まれると見込んでいる。

上部へスクロール