仏ヴァレオと米SRGグローバルが提携、次世代の外装照明システムを開発

仏自動車部品大手のヴァレオは10月19日、米同業のSRGグローバルと戦略提携を結んだと発表した。次世代の外装イルミネーション技術を搭載したフロントパネル製品を開発するのが目的。両者の知見を持ち寄り、革新的で汎用性の高い外装照明システムを開発する。製品は北米と欧州の自動車メーカーに供給する予定。

ヴァレオは照明システムを自動車のデザインや性能、安全性を向上させる要(かなめ)と位置付けており、車の内外装で果たす役割が大きいとみている。ドライバーに対して照明が持つ情報伝達や案内、警告および「同行者」としての機能を、さらに進化させていく意向だ。

SRGグローバルは米ガーディアン・インダストリーズのプラスチック部品子会社。乗用車と商用車の樹脂部品で高いコーティング技術を持つ。同社とヴァレオはこれまでも複数のプロジェクトで協力関係を構築してきた。

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