独自動車工業会(VDA)は11月3日、同国の2022年10月の乗用車生産が27万7,900台となり、前年同月に比べ30%増加したと発表した。増加は6カ月連続となる。1~10月の累計生産は、前年同期比10%増の279万2,900台だった。なお、1~10月の乗用車生産を新型コロナウイルスの世界的な感染拡大(パンデミック)前の2019年同期と比べると、依然として約30%下回っている。
輸出は、10月が前年同月比23%増の21万8,500台、1~10月の累計は前年同期比9%増の212万6,400台だった。
国内受注は、10月が前年同月に比べ38%減少しており、1~10月の累計も前年同期を10%下回っている。これに対し、国外受注は、10月が前年同月比10%増と好調だった。ただ、1~10月の累計は、前年同期に比べ7%減少している。