Stellantis

欧州自動車大手のステランティス は10月27日、仏北部のオルデン工場で燃料電池を搭載した小型商用車の量産を開始したと発表した。同工場で生産するのは、プジョー「エキスパート」、シトロエン「ジャンピー」、オペル「ヴィヴァロ」の3モデル。2024年からの生産能力は、年5,000台となる予定。オルデン工場には、「マルチ・エナジー・ライン」と呼ばれる生産ラインがあり、すでに、電気自動車と内燃エンジン搭載車を同じラインで生産している。燃料電池を搭載した小型商用車も「マルチ・エナジー・ライン」で生産する。オルデン工場は1994年に操業を開始した。現在の従業員数は2,440人で、一日あたり628台を生産している。2021年は14万4,650台を出荷した。