BMWの新型「7シリーズ」、北米の自動運転機能にヒアの高解像度ロードマップ採用

独自動車大手のBMWグループは5日、米国とカナダで販売するBMWの新型「7シリーズ」の自動運転機能に、蘭デジタル地図大手ヒア・テクノロジーズの高解像度ロードマップ「HERE HD Live Map」を採用すると発表した。

新型「7シリーズ」は、米国自動車技術会(SAE)の定義で「レベル2+」の自動運転機能を最高速度130km/h(85mph)まで使用することができる。ドライバーが常に運転操作に対応できる状態であることを条件に、高速道路で自動運転が可能になる。

新型「7シリーズ」にはこのほかにも、ヒア・テクノロジーズの製品が採用されている。具体的には、ドライバーの運転パターンを学習して個別対応のルートを提案するクラウドベースの運転支援機能「HERE Predictive Routing」や、世界70カ国以上で渋滞などのリアルタイムの交通状況を提供する「HERE Real-Time Traffic」が搭載されている。

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