HYVIA

仏自動車大手のルノー・グループと燃料電池システムや水素関連サービスを事業とする米プラグ・パワーがフランスに設立した合弁会社HYVIA は、フランスのパリで11月22~24日まで開催された自治体向けの見本市「サロン・デ・メール」に水素を燃料とする都市型ミニバス「Master City Bus H2-TECH」を出展した。このミニバスは、乗員数が最大15人(座席:9、立席:6)で、航続距離は最大約300キロメートル。HYVIAはフランスの工場で当該モデルを生産し、2023年半ばまでに市場投入する予定。企業や自治体、地方の公共交通サービスなどでの利用に適している。当該モデルの全長は6225mm、高さは2750mm。燃料電池(30kW)、リチウムイオン電池(33kWh)、水素タンク(容量:4.5kg、350バール)を搭載する。電気モーターの出力/トルクは57kW/225Nmとなっている。

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