独自動車工業会(VDA)は5日、同国の2022年11月の乗用車生産が38万5,700台となり、前年同月に比べ25%増加したと発表した。増加は7カ月連続となる。1~11月の累計は、前年同期比12%増の317万7,000台だった。なお、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大(パンデミック)前の2019年同期に比べると約28%少ない水準となる。
輸出は、11月が前年同月比26%増の28万100台、1~11月の累計は前年同期比11%増の240万8,600台だった。輸出もパンデミック前の2019年1~11月と比べると依然として28%下回っている。
国内受注は、11月が前年同月に比べ37%減少しており、1~11月の累計も前年同期を13%下回っている。国外受注は、11月が前年同月に比べ約2%減少、1~11月も前年同期に比べ7%減少しているものの、国内受注と比べると減少率は小幅だった。