ステランティス、新事業体を発足・データ事業を展開

欧州自動車大手のステランティスは5日、独立した事業体として新たに「Mobilisights」を発足させたと発表した。DaaS(サービスとしてのデータ)を強化するもので、新事業体は、法人向け(B2B)の製品・サービスの開発やライセンス供与を事業とする。

ステランティスのグループブランドのコネクテッドカーは、2030年までに3,400万台に拡大する見通し。新事業体は、これらの車両から収集したデータを活用し、他の自動車メーカーも含む民間企業や公共事業者、教育・研究機関など幅広い顧客に製品・サービスを提供していく。

顧客は例えば、データ駆動型の意思決定や利用ベースの保険商品の開発、交通管理などにMobilisightsの製品・サービスを活用することができる。

なお、新事業体は、データ主権を重視しており、極めて厳格なデータ管理とプライバシー規制の順守に基づいて事業を展開していく。具体的には、顧客の同意を得たデータのみを、匿名の集計データとして使用する。

ステランティスは、経営戦略「デア・フォワード2030」の中で、ソフトウエアおよびデータ事業を強化していく方針を打ち出しており、Mobilisightsの設立は同方針の一環に位置づけられる。

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