アウディ、車載システムに独自のアプリストアを導入

独自動車大手のアウディは1日、車載インフォテイメントシステム「MIB 3」に独自のアプリストアを導入すると発表した。これにより、スマートフォンを経由せずに、アウディのマルチメディアインターフェース(MMI)システムにアプリを直接、ダウンロードすることができる。2023年7月から欧州全域および北米で販売する一部のモデルで利用できるようになる。

独自のアプリストアは、アウディを傘下に持つフォルクスワーゲン(VW)・グループのソフトウエア会社カリアド(CARIAD)とカリアドの提携先であるHarman Igniteが開発した。既存のMIB 3を拡張し、MMIにUSBスティック状のハードウエアモジュールを追加することで可能になった。オープンソースのシステムのため、外部の事業者が提供するアプリも利用することができる。

当初は、音楽、ビデオ、ゲーミング、ナビゲーション、天気、ニュースサービスなどのアプリを利用することができる。

なお、スマートフォンインターフェースを介して引き続き、Apple CarPlayやAndroid Autoを利用することもできる。

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